最近、ドコモのバイクシェアサービスの会員になりまして。
☝サイトはサービス内容の詳細が見つけられない微妙な出来なんですが、使ってみると、これが現在のフリーランス・パラレルワーク的な働き方に非常にフィットして便利です。
今月1か月間使って利用状況と料金を検証してみて、従量課金の1回会員から(150円/~30分&以降100円/30分)から月額会員(月額2000円で、30分まで何回でも無料&以降100円/30分)になろうかリアルに迷ってます。
(☟港区自転車シェアリングのページ。基本どの区でも料金体系は一緒)
ここ1か月くらい利用してみて感じたメリットはこんな感じで5つほどあります。
都内のカバレッジの広さ
都内の10の区で利用可能。だいたい山手線の内側はどこにでもいけます(あと大田区)。
新宿、渋谷、六本木、丸の内などはポートも多く、気候・気温の条件がそろえば、もう電車いらないレベルです。
電車乗るより安い(時もある)
私がよく行くオフィスが神田錦町にあるんですが、子どもを保育園に迎えに行ってから向かう場合は、東急目黒線新丸子駅から目黒で都営三田線に乗り入れて神保町に至るルートになります。ちなみに料金は411円(IC利用)。
これを、新丸子から乗る路線を東急東横線にして代官山(新丸子から上り方面の駅で、ドコモのシェアバイクサービスが一番最初に使える東急東横線の駅)で下車、そこからシェアバイクを使って神保町に向かうと、料金は345円(新丸子→代官山:195円、シェアバイク利用料金:150円)で66円安い。
ただし30分で代官山から神田錦町に到達するのはかなり負荷かけて自転車をこぐ必要がありますが。。。仮に30分超えて100円追加になっても445円で差額は34円です。
まあこの例は長距離かつタイムアタック感あるのでレアケースかもしれませんが、例えば、神田錦町から信濃町あたりに出ようとすると、地下鉄からのJR利用で料金は300円くらい超えるわけです。でも、シェアバイク使えば余裕で150円圏内なので、浮いたお金で脂肪燃焼系のお茶でも自転車のれちゃうのです。
地下鉄の初乗り料金はだいたい160円くらいなので、1駅利用でも安い。
つまり、長距離(7~8キロ)・中距離・短距離どのケースでもシェアバイクの方が電車より安いケースが結構あるんですよね。
特に経済制約が大きなフリーランスにとって、支払う頻度が高い交通費を安くできるのはありがたい。。。
電車より早い(時がある)
電車にのると2,3駅なんだけど、一回乗り換えとかが入ると結構時間かかるんですよね。特に駅に着くまでの徒歩と、乗り換え時の移動。これが非常に煩わしい。
そういう場合は、ポートの位置にもよりますが、自転車に乗っていったほうが便利だし早いことが結構あります。
ちなみに、自分の場合、神田錦町にあるコワーキングスペースから神田駅まで歩くと9分かかるけど、シェアバイク使うと利用・返却前後の徒歩の時間をいれて6分くらいでした。
健康に良い
シェアバイク、電動自転車なんで、アップダウンの多い六本木や渋谷あたりでは、ロードバイクのお兄ちゃんとかと互角に戦えます(上り坂のみ)。
で、この電動自転車、なにげにいい運動になるらしくてですね。
パナソニックの試算では3METSくらいあるらしい。
同じ負荷レベルのスポーツを日本健康・栄養研究所の『身体活動のMETs版』で調べてみると、バレーボールの練習(試合以外、6-9人で練習、全般)や打ちっぱなしのゴルフくらいのレベル。
METsを使ったエネルギー消費の計算式は
体重(kg) x METs x 時間 x 1.05
なので、体重65キロの自分が1時間乗ると、
65(kg) x 3(METs) x 1(時間) x 1.05 = 204.75(kcal)
のエネルギー消費になるわけです。タニタのウェブサイトによれば、ご飯軽めと普通の間の量で一杯分ってとこでしょうか。
一日30分週5回有酸素運動をすれば、健康リスクが低減するという研究結果もあるみたいなので、仮に天候が安定していて、月曜から金曜までシェアバイク使ってたら結構インパクトありそうです。
ちなみに神田錦町の仕事場は全席スタンディングのコワーキングスペースなので、仕事中もその前後もカロリー消費しまくりの環境になっております。
借りる場所 ≠ 返却する場所の便利さ
なにげにこれが一番メリットを実感できるポイントかもしれないです。
以前クロスバイクで通勤してたこともあるんですが、置いた場所に戻ってこなければいけないのが本当にめんどくさかった・・・!レンタサイクルでも基本一緒(しまなみ海道は例外)
それに比べて、シェアバイクはポートであればどこで借りてもいいし、どこで返してもいい。
これがこんなに便利だとは思わなかった・・・
このおかげでかなり自由に移動ルートを作れるようになりました。この便利さはちょっと使ってみないとわからないかもです。
と、いうように、シェアバイクの便利さを挙げてきましたが、こういうポイントって、働く時間と場所についての自由度が比較的高く、経済的なやさしさを常に求めていて、そんでもって健康にも気を使わなければならないフリーランスのような働き方の人にはうってつけのサービスだと思うわけです。
Felica系のカードを登録してしまえば決済も楽だし、利用&返却も2アクション(ボタン押下+カード押し当て)でできるのでとても円滑。
こういうサービスをみんなが使えば使うほどポートも多くなるし、僕もうれしい。どんどん使って自由な働き方の人たちにメリットが大きい社会にしていきたいものですね!