子ども・若者支援地域協議会 集客のコツは組織理解にあり

昨日は、愛知県下の自治体担当者の方々向けの研修会にコーディネーターとして参加してきました。

先週の岡崎に引き続き、子ども・若者支援地域協議会を設置していない自治体の担当者の方向けの研修会で、尾張地域の約20の自治体が出席されてました。

しかし、愛知県の自治体って結構多いんですね。調べてみたら県下の市町村数は54(2018年4月1日時点)で、47都道府県の中で上から6番目に多いらしい。

地図とか見ても、名古屋市の周りに村とか町といった名称の自治体が結構ある。コンビナートや有力企業が立地しているので合併の必要性がないのでしょう。

なので、こういった研修会に参加する自治体も愛知県は非常に多いのですが、一般的に、協議会未設置地域の自治体向けの研修会は集客に非常にてこずります。

なんせどの地域も問題意識が無いか、自分の課が出ていくと、なし崩し的にそこが担当課ということになってしまうリスクがあるので、担当者の方として二の足を踏んでしまうことがままあるんですよね。

愛知県の場合は、県から、県下に複数ある県民センター・県民事務所の方から各自治体にプッシュしていただいたこともあり、多くの方にお集まりいただけたとのことでした。

県民センターの担当の方は元教員OBで教育委員会にもいらっしゃった方が多いとのことで、担当課にも声をかけやすかったということがあるようです。そのあたりの関係性を活用して人を呼ぶあたりに、技を感じますねー。

人が参加するのはつまるところ

自分自身あるいは所属している組織に参加するインセンティブがあるか

参加しないと後で困ったことになるか

のどちらかです。今回は後者ということになるでしょうか。

その組織の力学を理解した上でどうやって来てもらうか。

そして来てもらったからにはしっかり気づきや学びといった”Something New”を持って帰ってもらえるか。

そういったことを考えながら参加者を募ることが重要なのではないでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です