刑務所で起業家養成 アメリカの再犯率を劇的に下げたアメリカの取組み

「ここを出たら、履歴書を送ってくれ」

受刑者にこういうことを言える社長がいる社会、悪くない、と僕は思うわけです

アメリカの刑務所で「起業家養成プログラム」開講、再犯率が3%に

受刑者の再犯率は日本で48%(平成28年度犯罪白書)
この数字が高いのかというと、世界で最も低い再犯率のノルウェーで16%だから、決して低いとは言えない

なぜこのような値になるかと言えば、恐らく理由はいくつかあると思うんだけど、端的に言えば、
社会的な孤立:加害者であるがゆえに社会的な立場を構築できない
経済的な困窮:出所後仕事に就けないので自立した生活を送れない
精神的な未熟:限られたタイプの人としか接していないために大人になりきれない
の3つに集約される

そこに一流のビジネスパーソンやプロフェッショナルを投入してまぜこぜするあたりがアメリカ的合理性と冒険精神に溢れていて裏山である。
社長が自ら面倒を見て、うちの会社来いよって言ってくれることが、受刑者にとってどれだけ自信になり、心強いことか。また、そういうトップレベルの人たちと触れ合うことがどれだけ成長につながるか、その効果はかなり大きいのではないだろうか。

加害者の許しという問題はとてもデリケートな問題なのはわかってる
わかってるけど、こういう取り組みがあり、再犯率という意味で成果もあげているという事実は知っておいてもよいのではないだろうか

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